2005年08月05日

火垂るの墓でうるうると

毎年この季節になると放送する映画、「火垂るの墓」。

悲しすぎてあまりにも苦しいので見るまいと思っていても、ついテレビをつけて見てしまうのだ。今年もどういうわけか9時前には家に着き、 テレビを見ようと思いチャンネルを回すとちょうどこの映画の予告をやっているのだ。

タイミングが悪い、と自分に文句を言いつつ、結局は11時までチャンネルは固定。

今年も見てしまった。そして同じシーンで涙が出る。節子の声、台詞がしばらく頭から離れなくなる。あと、あの「Home Sweet Home(はにゅうの宿)」にもやられる。同じ曲が「ビルマの竪琴」っていう映画にも使われているが、この映画も僕は泣けるのだ。

僕はまだある程度耐えられるが、とある友人二人はもっと大変だ。

友人Aは放送した日にたまたま見損なって、同じく見損なってしまった彼女と一緒にレンタルビデオ屋で借りて見たのだそうな。そうしたら、 彼女は平気だったのだが、そいつはもうポロポロと涙を流して、ティッシュを数十枚使ったとのことだ。

友人Bはそれよりもひどい。

ある日、とあるCD屋でジブリの作品特集みたいな棚があって、そこにはジブリ作品の総集編みたいな映像が流れていたんだそうな。 そいつの好きな天空の城ラピュタの映像がたまたま流れていたため、つい見入ってしまったらしい。それで次に流れたのが火垂るの墓の映像。

それが流れた瞬間、涙を流す友人B。「どうかしましたか?」と店員に声をかけられる始末。彼曰く、「DVDのパッケージ見ただけで泣ける」。

この「火垂るの墓」、戦争映画、反戦映画として非常に素晴らしい映画だ。しかし、あまりにも悲しすぎて、また見ようという気にはならない。 それでもやっているとついつい見てしまい、涙を流す。

戦争映画といっても、ただ兵隊同士がドンパチやってるのだけが戦争映画だけではないと思う。大人達が勝手にドンパチやってる中で、 清太と節子のようなか弱い一般市民が犠牲になっているんだということがよく伝わってくる。

世の中に戦争というものがある限り、この映画の存在を忘れてはならない。1年に1度と言わず、何度も放送してもいいぐらい。 世界のあらゆる言語に吹き替え、または字幕をつけて放送してもいい。この悲しさが万国に受けるかどうかは分からない。 でも何もしないよりはいいだろう。

いつの日か、この映画を忘れられる時か来ることを切に願いたい。

posted by ホアキン at 23:49| Comment(1) | TrackBack(3) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして、関連記事を載せましたので、TBさせてもらいました☆では、失礼致します...
Posted by pipikopiko at 2005年10月27日 09:59
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